上記の記事では、ウンガー純水器を長く使用する方法として、内容物のイオン交換樹脂を長持ちさせる事が大事である事を書いています。また、他の記事では、そのイオン交換樹脂で純水ができる原理を解説しています。
結論としては、純水器を長持ちさせたいなら、導電率が低い(イオンが少ない)供給水を使用するのが一番です。一般家庭では、水道水を使用してると思いますが、水道水が大体150uS/cmぐらいですので、これよりも低い導電率の供給水について下記していこうと思います。
スーパーにある「給水サービス」の無料の水
皆さん、大型ショッピングモールやスーパーのレジ近くにある水の供給機は、見たことありますか?
あれは、最初に購入したボトルを使って、供給機から無料で水が汲めるものになるんですが、よく観察するとその供給水にRO水という書き方がされているものがあります。
上記の公式サイトにあるような大ボトル11.4Lを購入して、RO水を毎回汲んで利用する方法は、車で買い物に行かれてる方には勧められると思います。
RO水は、水道水にある殺菌力のある塩素を取り除いているので、細菌が繁殖しやすいです。RO水を汲んだときは、キレイな水なのですが、空気中の雑菌がRO水の中に入って光や溶存酸素、空気中からの有機物混入によって増えていきます。しかし、繁殖しやすいといっても、RO水は水だけを抽出しているような形なので、雑菌にとっても低栄養環境のため、ある程度は長持ちします。
上記の動画が結構参考になります。ミネラルウォーターの雑菌は繁殖していませんでしたが、従属栄養細菌と呼ばれる低有機栄養環境下で生息する菌は、増殖に1週間以上かかります。
そういうことで、飲む分には気を使いますが、洗車に使用するのであれば、雑菌など関係ないのでRO水のデメリットを考えなくてよく、シナジーがいいです。
RO水の導電率は、5~10uS/cmぐらいですので、イオン交換樹脂の寿命が15倍ほど長持ちします。
また、RO水を家庭で作れるRO浄水器について過去の記事で紹介していますので、気になった方はご覧ください。
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