PFASについて
これまで、車の洗車機やアウトドア用の衣類で使われている撥水剤、泡消火剤にはPFASが含有されていました。
有機フッ素化合物であるPFASは、自然環境で分解されない、人間の体に蓄積されていく物質事が問題となった上、時間をかけて地下浸透していき、河川や地下水などで検出されてきており、規制が進んでいます。PFASは、公害としてSNSやyoutubeなどでも問題視されていましたが、危険度の検証や法的規制が先送りされて、なかなか進まなかったのは、半導体工場誘致との関係など様々な噂がされていました。
PFASを燃やすには、1000℃以上の高温が必要で、PFAS含有の水を沸かしても分解されません。また、PFAS分析もかなり高価な分析装置(LC-MS/MS)でないと検出できないため、分析費用も高く、簡単には分析できません。したがって、自分の飲んでいる水が安全かどうかは、もう誰にも分かりません。
水道水は、浄水場にて活性炭処理されており、そこで吸着されるので大丈夫かとは思いますが、人口減少や財政難などで、安全な水道水を提供する負担も上がってきています。
家庭で出来る対策
クリタック株式会社のPFAS対応浄水器が、発売されてます。蛇口に取り付けるだけでそのまま使用できるので、手軽で便利に対策できるでしょう。
クリタックは、水処理業界最大手の栗田工業株式会社の子会社で、家庭用の水処理用品を販売しています。栗田工業は、水処理技術(水をキレイにする技術)がとても高いので、ブランドとしての信頼性はとても高いと言えます。
その他としては、
・スーパーなどにあるRO水を買う。
・ウォーターサーバーサービスを自宅で利用する。
PFASは、体に蓄積していき、発がん性もあります。遅効性で、ゆっくり体を蝕んでいきます。特に地下水を使用している所は注意が必要です。山の水がキレイとも言えなくなってきました。今のうちに対策しておいた方が、賢明かと思われます。
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