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オススメ洗車用純水器の紹介と使用する際の注意点を解説

・DK-works 洗車用純水器

この商品は、10Lのイオン交換樹脂が入っていて、2万5000円です。

コストコで販売しているウンガー純水器は、3~4Lのイオン交換樹脂で2万6000円です。

どちらも同じような原理で、純水を作り出しています。下記に仕組みを記載しています。

ウンガー純水器は、ドイツ製なので高いようですね。

DK-worksは、中身のイオン交換樹脂も安いです。

ウンガー純水器とイオン交換樹脂については、下記の記事にて色々記載しており、樹脂の値段比較などもしています。

・サンエイ化学 洗車用純水器

ここの洗車用純水器も発売されていたので、紹介します。

サンエイ化学の洗車用純水器もイオン交換樹脂10Lで2万4880円と、DK-worksと同等の値段になっています。

また、3L~110Lまでのカートリッジ純水器を取り揃えており、中身のイオン交換樹脂を抜き出して交換しやすいドレン付きタイプもあります。

さらに、もっと安いタイプとしては、下記のような製品があります。ホースは付いていませんが、見た目がかっこよく、イオン交換樹脂10Lタイプで1万9500円と安価です。

この会社は、ポンプや精製水などの水処理専門オンライン通販サイトを持っており、ホームセンターでは買えないような商品を取り揃えています。

水処理専門オンライン通販サイト 「水処理.com」

その他にも、下記のサイトにて、カートリッジ純水器に関する商品説明やイオン交換樹脂についての説明もあり、ここから購入することも可能です。

カートリッジ純水器の販売 「カートリッジ純水器.com」

また、大容量のカートリッジ純水器の中身のイオン交換樹脂の抜き取りが簡単にできるオプション品も販売しています。

上記のリンク先「カートリッジ純水器.com」にも詳しい使い方が動画解説してあるので、参考にしてください。また、こちらの商品を購入するときは、Amazonから購入するときは、Amazonの出品者情報から使っているカートリッジサイズを質問する必要があります。下記のリンク先の「質問する」から問い合わせできます。

Amazon サンエイ化学 出品者情報 質問 

洗車用純水器の使用上の注意点

イオン交換樹脂が分離しないように扱うことが一番重要です。つまり、容器内でイオン交換樹脂が舞ってしまわないようにしてください。

下記の記事で詳しく書いていますが、2種類の樹脂が混ざり合っているのが、舞ってしまうことで、分離してしまう恐れがあります。

構造

・逆方向から水を入れない。

上図の注意1のように逆方向から水を流すと、容器内を下から上に水が流れるので、樹脂が舞いあがってしまいます。これによって、樹脂が沈降分離してしまう恐れがあります。

・容器を倒したり、ひっくり返さない。

上図の注意2のように容器を倒したり、ひっくり返したりすると、樹脂が容器内で動きます。勢いよく傾けたりして、樹脂を舞いあげないように注意しましょう。

また、樹脂を交換するときに、樹脂の投入量が少ないと、容器内に空間が多くなり、何かの拍子で樹脂が舞いあがると、分離しやすくなります。

一方、ウンガー純水器は、容器内のイオン交換樹脂がフィルターの袋の中に入っているので、イオン交換樹脂が舞ってしまう心配がありません。

ですが、DK-works やサンエイ化学の洗車用純水器は、普通に使っていれば、問題ないですし、比較的安価で樹脂内容量も多いので、かなりオススメ商品になります!

その他の解説事項

・購入したイオン交換樹脂が、いつもより黒っぽい

新しくイオン交換樹脂を注文して、開けてみたら、見た目がいつもより黒っぽい感じがする場合、それは劣化品というのではなく、むしろ性能がいいイオン交換樹脂の可能性が高いです。

イオン交換樹脂は、たくさんイオン交換できる性能を持つ樹脂ほど、イオン交換樹脂一粒の中身の隙間が小さくなります。そのため、光を吸収して黒っぽくなっている感じです。逆にイオン交換容量が小さな中身スカスカのイオン交換樹脂ほど、透明度が高い印象があります。

・使ってみたら、赤い水が発生した

イオン交換樹脂の中身のポリスチレンスルホン酸が剥がれてしまっている可能性があります。長期間放置して劣化してイオン交換樹脂の中に溜まってしまったか、そうでない場合、製造元でのイオン交換樹脂の洗い込みが足りていなかった可能性があります。いずれにしても、通水していくうちに、赤い水はなくなっていきます。

・廃棄については、自治体に確認を

イオン交換樹脂は、プラスチックのビーズですので、プラスチックごみの出し方と同じになります。自分で燃やさないようにしてください。ダイオキシン類の有害ガスがでます。また、イオン交換樹脂成分のジビニルベンゼンは、第一種指定化学物質に指定されています。

環境省 ジビニルベンゼン

経済産業省 第一種指定化学物質

イオン交換樹脂のリユース

例えば、イオン交換樹脂がこぼれてしまった場合、そしてそれを水で洗い流してしまった場合、スチレンとジビニルベンゼンという成分で出来ているため、分解されずに海や湖などでマイクロプラスチックの仲間入りします。なので、出来るだけゴミとして処分しましょう。

使用したイオン交換樹脂は、下記の記事でも書いたように再生することができます。しかも50~100回ぐらい再生して使えます。ただ、一般家庭で再生するのは難しく、工場で行わなければいけません。本当であれば、使い捨てではなく再生品としてリユースするのが、環境的にもいいんです。

使い捨ての方が安いと思われていましたが、近年、円安や物価上昇を受けて、イオン交換樹脂の値段も上がっています。ただ同様に、人件費の高騰、物流コストも上昇しているので、リユースしようにも、使用済イオン交換樹脂の回収費、工場への輸送費、再生する人件費、再生樹脂の輸送費もろもろの値段も上がっています。

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